来月2日発売のHI-WINDに,
原稿を掲載させてもらう予定です。
内容は「視線コントロール」。
各スポーツにおいて視線の重要性は、広く知られています。
人の情報の80%は、視覚より得られるからです。
「見る」ことにより、より多くの情報を入手し、
それによりいかに数秒先の世界を予測できるか、
その収集力、分析力、イメージ力が、それぞれの「レベル」を決めます。
ウインドにおける視線の重要性は、他に比べて特に高いものです。
なぜなら、これから行きたい方向を見れば
その方向に曲がろうとする性質が、他の乗り物に比べて強く、
風と波という二つの大自然の変化に対応しなければいけないから、
情報を沢山集める必要があるからです。
そこで
「視線をコントロールすること」
「視線でコントロールすること」
が上達に不可欠になるのです。
今回の原稿では、セイリング中の
「視線の重要性」「視線はどこを見るべきか」等を
解説させていただきました。
原稿中にも書いてありますが
御自分の視野の広さってご存知ですか?

答えは、横方向は眼球運動を含めると、
片目だけで180°、両目だと200°。
すなわち一方向に顔を向けながらも、
相当広いエリアが見られるはずなのです。
しかし緊張状態にあるときには、その視野が狭くなります。
そうです、ウインド視野は人によって、
レベルによって変わるということです。
あなたのウインド視野は、はたして何度ありますか??
余談ですが、
野球の投手の手から、ボールが離れてホームベースに届くまでが0.4秒あまり。
スイングに0.2秒かかるので、打者は0.2秒の間に球種やコース、
高低などを判断してバットをコントロールしなければなりません。

イチロー選手の視力は、平均以上というわけではありません。
しかしイチロー選手の動体視力は、
8桁の数字を0.1秒だけ見せて答える検査で、
7桁まで正解だったそうです。平均は4桁。
視覚能力の高さがイチロー選手の
成績を支えているのは間違いないでしょう。
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最近気にするようになって、できている部分とできない部分があることが意識できてきました。
これでステップアップできるといいのだが。
今度はサイン用意しといてネ。
Re: タイトルなし
ありがとうございます。
ステップアップのきっかけにしてもらえたら、嬉しいです。
サインは用意できるかな、今度一緒に考えてください。
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