ギリシャからイタリアへと飛び火したユーロ危機。
経済力のある大国ドイツ、フランスの関与度合いが、
今後の動向を占うことになりそうですね。
あるウインドサーフィンメーカーの販売シェアは、
世界全体を100%とすると、
ヨーロッパ全体で70%、特にドイツは20%、フランスは16%。
ドイツ、フランスだけで世界全体の35%もシェアがあるのです。
(日本は3%程度)

(ウインドサーフィンショップの分布図。ドイツ、フランスに集中しています)
よってドイツ、フランスの経済状態は、
ウインドサーフィン界にとって大きな影響を与えるでしょう。
この2大国の経済状態を脅かす程の危機が広がらないよう
早期の解決を願いたいものです。
日本も国債と借入金、政府短期証券を合わせた合計、
いわゆる「国の借金」が平成23年度末には
1000兆円を超える予測です。(2001年度末は600兆円弱)
ユーロ危機の発端となったギリシャの財政破綻は、
労働者のうち4人に1人が公務員
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借金の積み上げにより、2000年には18%だった、
現在消費税が23%という国家運営が原因の大半でしょう。
ギリシャの二の舞にならないよう、
日本全体の構造改革もまったなしの状況ですね。