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ヤスユキ1978

Author:ヤスユキ1978
湘南フェザーファクトリー 
ウインドサーフスクールの
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テイルファースト プレーニング

2011529.jpg

本日の逗子湾は台風2号の影響で
一日通してオフショア強風。
昼頃には15m/s近いブローも入ってました。

僕は5.0㎡と100Lのフリースタイルボードで乗りました。

フリースタイルボードはフィンの長さが20cm程しかないので、
気を抜くとすぐにスピンアウト
(ボードに対して垂直方向への足のプレッシャーが強すぎ、
フィンがグリップを失い横滑りを起こすこと)がおきます。

スピンアウトしていてもオーバーセイルであれば
横滑り状態でもプレーニングを続けてくれるんです。

今日はスピンアウトのさらにその先にいってみようと、
ストラップを抜いてさらに板をまわしこんでみたら
短時間ですがテイルファーストでプレーニングすることができました。

地味ですが新たなウインドの世界の発見でした。
海水浴ロープ超えのレパートリーも増えました。
オーバーセイルでないと厳しいかもしれないですが。

こちらはトンキーフランスの
ウイリースキッパーtoテイルファーストプレーニング

http://www.boardseekermag.com/features/windsurfing-action/tonky-frans-willy-skipper-142.html
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ONE PIECE

one-p-055_1600-1200.jpg

友人に強く勧めてもらい漫画「ONE PIECE」を読み始めました。
先月から読み始めて現在25巻まで読破。
さすが人気あるのが納得できます。相当面白い!

知人の子供と話しているときなどに、
「将来は海賊になる」、と頻繁に聞いて、
??だったのですが、
「ONE PIECE」が起因していたんですね。

残り35巻近くありますがすぐに読み終わりそうです。
漫画を読んだのはいつ以来だろうと考えてみたら、
「20世紀少年」以来でした。
次は我らがフェザーメンバーも関わる「NARUTO」に挑戦ですね。


話し変わりますが、
最近のお気に入りラーメン屋があります。
横浜駅ハマボール近くの麺や維新

定番の醤油ラーメン、塩ラーメンも個性的な味で
どのラーメン店とも群れていない感じ。

DSC_9290.jpg

つけめんは、ありがちな魚介豚骨ではあるのですが、
味はコク深く他店とは一風変わった味わい。

スープ割を頼むとだされる鶏スープがまた美味しい。
駅から遠いですが最近のお気に入りです。

鳥佳&大洋

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(先日はフェザーメンバー10人で
大騒ぎさせてもらっちゃいました。
ミヤさん写真おかりしました)

京急線・上大岡駅に
鳥佳という焼鳥屋さんがあります。

逗子のウインドサーファーである
八木さんという方がオーナーですが、
元々ヨットをやられていた方で、
その時代からの繋がりもあり、
はじめて私が鳥佳にいったのが5年ほど前。

駅から10分程歩きますが、
それが苦にならないと思えるほど
焼鳥が美味しいんです。

さらに釣り好きスタッフが自ら釣りあげ
提供してくれる新鮮な海鮮系も美味い。

ちなみに金沢文庫駅付近に鳥佳の系列店大洋があります。
釣り大好き今関さんがオーナーで
海鮮系メニューが充実しています。
焼鳥は鳥佳と同じものが食べられます。

鳥佳、大洋ともに大きなお店ではないので予約は必須ですが、
ウインドサーファーであることを伝えれば、
海大好きな両オーナーが温かく迎え入れてくれるはず。
お勧めです。

どうでもいい話しですが、上大岡を平仮名で書くと
「かみおおおか」。おが3個並び。
上大岡、大岡山、大岡川以外に
同じ平仮名が3個も並ぶ地名は日本にあるのでしょうか。
ほんとどうでもいい話しでした。

至高の戦い

pwakorea11.jpg
(逃げるビヨン左、追うアルボー右)

PWAスラローム韓国ラウンドが終了したようです。
ビヨンが優勝したようですが結果を見ると超接戦。

1位 ビヨン・ダンカーベック 11.4点
2位 アントワン・アルボー 12点

直近のレースも

2011ベトナムラウンド
1位 ビヨン・ダンカーベック 10.7点
2位 アントワン・アルボー 11.4点

2010ドイツラウンド
1位 ビヨン・ダンカーベック 7.1点
2位 アントワン・アルボー 7.4点

3戦連続でビヨンが一点差以内の超僅差での勝利。
この大接戦はウインド界の歴史の1ページを刻むのではないでしょうか。

結果だけで見るところから予測するに、
最速同士のライバルがお互いを刺激し合い
他が追いつけない極みの域に入ってしまった、状態なのでしょう。

おそらく異次元のスピードで競っていうだろう2人の戦い。
一度生で観戦してみたいものです。

PWA 韓国ラウンド

http://www.pwaworldtour.com/index.php?id=38&tx_pwaevent_pi1[showUid]=176&cHash=209daac991

昨年の1000人レース DEFIWINDで優勝した
Pierre Mortefonは4位入賞のようです。
将来有望ですね。

ウインド界への警鐘

ウインドサーフィンボード製造の85%以上は、
タイの首都バンコクの南東チョンブリーにある
COBRA工場で作られています。

地図で見るとこんな場所。

cobra2.jpg

ここで大方のボードが製造され、
近くの港から世界各国に輸出されています。
皆さんが乗られているボードも
COBRAで作られタイから船に乗り日本にやってきています。

以前にもこの話題に触れたのですが、
この事実がウインドサーフィン界が抱える
最重要課題ではないでしょうか。

簡単にいってしまえば、
この工場に人災、天災問わず何らかのきっかけで
もしものことがあり閉鎖されると、
ボードの供給が数年はできなくなります。
ウインドサーフィン界は長くの低迷に陥ることになるでしょう。
関連会社では倒産件数も増えるでしょう。

日本ですとコブラで製造していない、
バーレーヘッズが唯一の救いでしょうか。

事実以前にCOBRAはスマトラ沖地震による津波による従業員の被災、
労組による給与問題によるストなどで、
工場が停止されボード供給が一時停止された時期があります。

以前にCOBRAの経営者に聞いた事がありますが、
「カスタムボードの小規模工場は世界各地にあるが、
ボード量産システムはCOBRAにしかない。
同等以上の技術を持った工場を別の会社が作るのは不可能であり、
当社の1人勝ち状態は続くだろう」とあぐらをかいた発言をしていました。

たしかに独自技術を多く要するボード制作において、
急遽別の工場でのプロダクションボード工場を
短期間で作る難しさは容易に想像できます。

しかし3.11大震災を経験してしまった現在、
自然現象による工場閉鎖などが起きようと
全く不思議ではなく、危機感を感じずにはいられません。
(ちなみに東日本大震災に関連する経営破綻は発生から
2カ月あまりで100社に達し、
阪神・淡路大震災関連倒産の約3倍のハイペース)

例えどんなことがおこっても根強いウインドサーフィンという文化が
無くなってしまうことは考えられませんが、
これだけは唯一の心配のタネです。

とあるプロダクションボードのオーナーも
この事実に同様の危惧を感じていると言っておりました。

長々と語ってしまいましたが、
結論は業界全体が1つの工場に全て頼るのはリスクが高く、
分散が必要なのです。
それがCOBRAでなければならない理由はなく他社でもOKです。

COBRA工場 ウエブサイト

http://www.cobrainter.com/

夜のウインドサーフィン

image003.jpg

明後日5月15日にカリブ海ボネイル島で
「FULL MOON WINDSURFING」が開催されます。

会場となるボネイル島のラックベイは、
真っ白の砂の海底で1m程の水深しかないため
満月の日であれば海底が鏡のかわりになり、
月明かりを助けに夜でもウインドサーフィンができるんです。

その明るさを利用して年に一度
夜に開催されるウインドサーフィンコンテストが
「FULL MOON WINDSURFING」。

僕がボネイルを訪れたときは、
半月くらいでしたがそれでもかなり明るかった記憶があります。
子供達は日没すぎまでウインドしていて、
真っ暗になってから帰宅していたのが印象的でした。

夜のウインドといえば、
プレーニングを覚えて2年くらいのとき、
日没とともにオンショアが強まり
プレーニングコンディションになったので
皆に隠れて夜(といっても夏の19時過ぎくらい)の逗子の海に出艇したことがあります。

岸に向かって走るときは134号線の明かりでなんとか走れるのですが、
沖に向かって走るときは真っ暗闇に突っ込む怖さに怯えて&
フィンがゴミに引っ掛かって飛ばされたり散々。
全く楽しめず二往復くらいであがってしまいました。
良い子の皆さんは絶対に真似しないでください。

2012年 NORTHSAILS 資料

2012年NORTHSAILSの資料を入手しました。

まだ実物を見たわけではないですが、
デザイン、カラーリング、コンセプトも大きく変わっているようです。

ネット上にはまだ掲載できないですが、
僕の手元にはプリントアウトしたものがありますので
ご興味ある方は声かけてください。

セイリング型洋上風力発電

震災による原子力問題が起きて以降、
発電について興味がわいております。

ネットで調べると原子力以外にも、
太陽光、潮力、揚水、火力、波力、海洋温度差など、
既に実地されているものも含め
無数のアイデアがあることがわかります。


数あるアイデアの中で個人的に注目したいのがこちら

img_1490413_54092362_0.jpg
セイリング型洋上風力発電。
(国立環境研究所 江嵜氏)

風車を載せた浮体は、帆の力によりヨットのように
風の力で動き、風の条件がよい場所まで自ら航行し、
一定の位置を保つ事ができるそうです。

帆船主流の時代が終わって数百年。
現時点でセイリングに特化して考えた場合の最高峰技術の行き先は
オリンピック、アメリカズカップあたりでしょう。

セイリング型洋上風力発電の発電効率などはわかりませんが、
もし採用されることになれば、セイリング技術開発に
各国の最新鋭技術、英知が結集されることになります。
結果的に現時点でのセイリング技術を大きく超え、
概念を変えるほどの技術が開発されるのでは、と期待しております。

参考サイト
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/20071010/index.html
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/20071010/a3.pdf

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