

僕が乗らせてもらっている
2010年モデル FANATIC SKATE の内部構造の説明図です。
フォームとよばれる、最も内部の高密度発砲スチロール素材から
グラスクロス
ウッド
カーボンケブラー
その他諸々と、全部で7種類のコーティングにより形を成しています。
この図を見て内部を知ることにより、
さらにマイボードに愛着がわいてきました。
ウインドサーフィンのボードは、
ジャンプの着地及びプレーニング中の衝撃に
耐えうる強度は当然のこと、他にもフットストラップ、
ジョイントボックスなどを装備する必要があります。
これだけ様々な加工が施されていることがわかれば
サーフボードと同じ手間暇では作ることができず
コストがかかってしまうことを、
多少ながらも納得して頂けるのではと思います。

タイ・コブラ工場↑
これらウインドサーフィンのボードの殆どが
タイ・バンコク近郊のコブラ工場にて作られています。
この工場一つの経営次第でボードが
供給できなくなってしまうこともありうる訳です。
(実際、昨年危うい時期がありました。
その期間も5ヶ月と短かったので問題も最小限で済みましたが)
これほどまでに一極集中してしまうのは、
現状において世界のウインドサーフィン業界の
最も大きな問題点である、と言えるのではないでしょうか。