
逗子湾で見かけた方もいるでしょう。
空飛ぶ(水面から艇体が浮き上がる)ヨット。
水面抵抗を受けないので高速走行が可能なのです。
船の全長、セイルサイズだけが定められ、あとは自由。
という規則だからこそ、
このようなアイデアが生まれたのでしょう。
そのヨットの世界チャンピオンの動画を発見。
↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZuSrSoqC8k4

何故浮き上がるのか??
飛行機の翼に進行方向から風があたると揚力が発生し浮き上がるのと同じ。
センターボードとラダー(ウインドでいうフィン)に対して
垂直方向に翼をつけています。
水中の翼にあたる水力を揚力に変えて浮き上がるのです。
逗子で乗っている人に話しを聞いたら
「浮いてるときは沈んで走ってるときの20倍は気持ち良いよ」と言ってました。
何の因果で「20」という数字が出たのかは不明ですが,きっと楽しいでしょう。
大学ヨット時代の先輩で空飛ぶヨットに乗る
西山さんという方のブログにもこのヨットについて書いてありました。
↓
http://v.japan.cnet.com/blog/story/0,2000071498,000274c-0000021054o,00.htm
・2012年ロンドンオリンピックの競技種目への採用が検討されていた。
・わずか11kgのカーボンファイバー製船体
・このヨットを専門に製作するBladerider International会社は
豪州で上場を目指す程、業績が良い。。
などなど新たな情報がわかりました。
一度は海上を浮き上がりながら走る体験をしてみたいものです。
センターボードやラダー(フィン)をさらに
長くしたらもっと高く飛べるのかな。

なんとフリースタイルトリックの大会も行われているようです。