朝のラッシュ時の横浜駅を毎日利用してた
高校時代から持つ不満があります。
「何故、鉄道の全駅にホームドアが設置されないのだろう?」
最近起こった以下の二つの事件だって防げるのに。
岡山のホーム突き落とし事件 3月25日 (産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080331-00000934-san-soci
新宿の、客同士すれ違いで足滑らしホーム転落事故 3月30日 (読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080330-00000036-yom-soci
駅のホームは怖い場所だと思います。
あれだけ巨大な金属の塊が通過電車であれば
100キロ近いスピードで至近距離を通過し、
当然接触すれば必ず重症、死亡につながる。

都内の朝夕ラッシュで混雑するホームを利用する方なら
ホーム上のあまりの混雑のため安全ラインである
黄色い線よりも電車側を歩かざるをえない
ホームを移動した経験もあるでしょう。
その安全ラインと定める黄色い線の内側にいても
電車との距離は1m程度しかありません。
特に階段付近は居場所がない。
「黄色い線の内側に」と何度もアナウンスが流れても
真剣に内側に入れない場合が幾らでもあります。
すれ違いでぶつかっただけで相手が接触し
誰もが殺人者にだって被害者にだってなりかねない。
駅は毎日のように老若男女、多くの人が利用する
何故、死と隣り合わせで危険な場所のままなのでしょう。

ホームドア設置により
事故も減らせるし、
結果電車遅延も減らせる。
混雑する路線に乗らなければ
ならない通勤者が狭いホーム上にいることにより
うける怖さのストレス総数を軽減できます。
(その後、さらに満員電車に乗るストレスをも受けなければいけない)
鉄道会社に勤務する高校時代の友人にこの話しをしたら
ホームの現場で働く人間は早く設置を望んでいるが
経営陣の考えが利益>安全になっていると嘆いていました。
国土交通省まとめた鉄道会社が考える
ホーム柵設置に課題は以下の通り
①車両扉の不一致
→四つドア、三つドアの車両が混在する路線の場合ドアをつける場所が固定できない。
②幅が狭いホーム
→設置によりさらにホームが狭くなる
③輸送力の低下
→開け閉めに時間がかかると、過密ダイヤの輸送力が低下するのではという声。
④定位置停止
→停止位置がホームドアのある場所からずれたら、止め直しが必要でダイヤが崩れる。
⑤費用対効果
→費用がかかりすぎる。

先出の鉄道マンの友人も言っていましたが
①はホームドア側を工夫して実際走らせている路線もあるわけだし
同一系の車両しか停車しない駅には全て設置ができるはず
②上の写真の赤部分にも人が立てるので狭くなることは無い、むしろ広がる。
④わが社は運転技術不足ですと露呈してるようなもの
③はわかるけど一番の問題は⑤
最新鋭の車両の開発に費用を費やし人を集めよりも
前にまず安全第一。
設置せず安全確保していないのに
被害家族に賠償責任が行くのも
おかしいと思う人もいるでしょう。
最近増えてきているのはたしかですが
前向きにホームドアの
全駅設置を検討して欲しいと思います。
今回の事故で亡くなられた方には、
謹んでお悔やみ申し上げます
あともう一つ
車内の冬の暖房と夏の冷房。
強く効きすぎだと思うのですが。。。
冬は外が寒いからコートをきてるし
夏は外が暑いから薄着をきてるし
と対策してるのであそこまで
暑く、寒くしなくてもいいのではと思うのですが。
気温の感じ方は個人差あるし
弱冷房車両もあるのでこれよりホームドアですね。